世界と僕

心という海を、言葉というサーフボードに乗って日々を生きてるんです。素直になるために。

ひとつになれ

虹色に光っていた僕の幼さ
ひとつひとつ抜け落ちる色
ふさふさの夢はどこへ行った?
黒の中で浮かぶ孤独の種
見つめるほどに偉そうに肥大してくね
歩む足にはリズムが無くて
心臓の音 夜を彷徨う
誰か拾ってよ 誰か拾ってよ
叫び方を忘れた僕 
家に帰りマウス握る手
銃を手にした兵士みたいだね
殺戮のようにクリック繰り返す
泳ぐ意識 散らばる意識
ひとつになれ ひとつになれ