2017-06-20 夜の草原 ポエム 草原の空に光る温かな星を手を伸ばしてかき集めネックレスにして首にかけた胸の奥にあった闇が小さくなり僕は生を感じる胸の奥にあった荒れた波が静まって僕は安らぎを見出だすなんて幸福なときなんだこのときがずっと続けば良いのに僕は草の上に寝転んで三日月を眺めたそれはまるで僕の心に刻まれた傷口のようだった風が草原を撫でるように揺らしていく僕は草原の一部になり夜空を仰いだ永遠があるというのならその永遠を虹色に染めてこの身を包んでほしかった不安が訪れないように死が訪れるまで